ニキビは目に見える一番の悩みだと思います。
ニキビがある方は肌の綺麗な人をみるとなんで自分だけ肌がこんなに汚いんだ。
といつも思いますよね。
ニキビができる人の悩みは多岐に渡り、人それぞれ異なります。
化粧品によってニキビができてしまう人。
乾燥によってニキビができてしまう人。
油分によってニキビができてしまう人。
ニキビを潰してしまう人。
赤いニキビができてしまう人。
顎にニキビができてしまう人。
などなどいろいろな悩みがあると思います。
しかし、上記のような悩みであれば、ニキビを治す対策をしたり、
ニキビができないような対策をしたりして、なんとか解決することができます。
しかし、それで解決できないのが、ニキビ跡・クレーターです。
ニキビができてしまう方で、頻繁にニキビを潰す場合はそれが跡になってしまい、
ニキビが完治し、新しいニキビができなくなっても、その跡が残ってしまうのです。
せっかくニキビとお別れしても、ニキビ跡があればそれとずっと戦っていかなければならないのです。
今回はニキビ跡ができる原因からニキビ跡を治す方法まで、説明していきたいと思います。
ニキビ跡ができる原因(理由)
ニキビ跡の原因としてあげられるのは、
①ニキビのひどい炎症
②ニキビを潰す行為
です。
まずはニキビの炎症ですが、ニキビがあまりにもひどいと、ニキビがなくなった後も、
傷として跡になってしまうことがあります。
ニキビに限らず自分が怪我をしたときのことを思い出してみてください。
軽い擦り傷だったら、すぐに治ります。
少し大きな傷だったらかさぶたができて、治るまで多少時間がかかります。
それ以上に大きな傷だったら、傷が治っても一生跡が残ってしいます。
これと同じようにニキビも炎症がひどいと治っても跡が残ってしまう場合があるのです。
二つ目の原因はニキビを潰してしまうことです。
ニキビを潰す指先にはたくさんの細菌がついています。
その細菌が皮膚の中に入っていくと炎症が悪化します。
またニキビをつぶす時に力が入ると、ニキビの周りの皮膚を傷つけ、炎症が拡大するのです。
ニキビを潰す行為はニキビ跡を作り出すだけでなく、ニキビを悪化させ、
ニキビ肌を改善から遠ざけていくので、絶対にやめましょう。
とわ言ってもニキビを潰す癖はそう簡単に治せません。
下記の記事にニキビを潰す癖について詳しく解説がありますのでぜひご覧ください。
これは深刻な問題です。
ニキビ跡の種類
一重ににきび跡と言いますが、ニキビ跡にも種類があります。
①赤いにきび跡
ニキビができたあと、炎症が治り肌が平らになったあとも赤みが残ってしまうにきび跡です。
②色素沈着(茶色・紫色)
色素沈着はシミのようなニキビ跡になるのが特徴的です。色は紫や茶色になります。
③クレーター
クレーターが一番厄介なニキビ跡です。クレーターはニキビの強い炎症で皮膚組織までもが
破壊されることで発生します。
ニキビ跡の消し方・治し方(改善方法)
①赤いにきび跡の場合
赤いニキビ跡は比較的症状が軽いほうなので、自分で改善していくことができます。
方法としては、ビタミン系の美容品でスキンケアすることです。ビタミンCにはニキビの炎症弱める力がありますのでとても効果的です。
基本的なスキンケアになりますが
①洗顔
②化粧水
③乳液
④美容液
を使い、その中にビタミンC配合の化粧品を導入するだけで効果は上がります。
ビタミンCのサプリ等では効果はありませんので注意してください。
②シミのようなニキビ跡の場合
色素沈着のにきび跡の場合も自分で改善していくことができます。
まずは、赤いにきび跡の改善法と同じようにビタミン系の美容品を使って
スキンケア行ってください。
その他に効果的なのがピーリングです。
ピーリング剤は古い角質を落とすためのものですが、
色素沈着のにきび跡は色が消えるまでにかなりの時間がかかるので
即効性のあるピーリング剤を使って消すのが良いのです。
注意して欲しいのが、ピーリング剤は角質を落としてくれるものですが、
使い方を間違えると肌がさらに悪化してしまいます。
あまり刺激のないピーリング剤を週1、2回程度使用するようにしましょう。
③クレーター
クレーターを自分で治すことは非常に困難です。
上記の方法をためしてニキビをできにくくすることはできますが、
クレーターを消すのにはどうしても時間がかかってしまいます。
そして、ビタミンC化粧水やピーリング剤等が肌に合わなかった場合
また新たなニキビができてしまって、クレーターが増えてしまう可能性も
ありますので、あれこれ自分で試さずに、皮膚科に行き治療してもらうのが
一番の近道です。