意外と人の目につくのが「爪」です。
特に女性は可愛い爪を目指し、ネイルをしたり、甘皮処理をしたりして、
日々美意識を高めていると思います。
男性でも、爪が伸びたり、汚れていたりすると清潔感にかけるので、
きちんと手入れしている方がほとんどだと思います。
そんな「爪」ですが、自分が思うような爪になってくれないことがよくあります。
具体的には爪がでこぼこしたり、縦線、横線が入ったりします。
爪をいじっていないのに急に変な爪になってしまってびっくりしてしまう人もいますが、
今回は爪がでこぼこする理由や、それぞれの症状の治し方等を解説していきたいと思います。
爪の横線の原因
横線は爪が生えてからつくものではなく、
爪が生えてくる時に最初からついてきます。
爪を作り出すのは「爪母」ですが、
「爪母」が異常をきたしていると、
横線がついた爪が生えてくるのです。
基本的には「爪母」への外傷や栄養不足が根本的な原因になりますが
横線が現れている指の種類によっても原因が微妙に異なってきます。
親指 ・・・ストレス、疲労
人差し指・・・皮膚の外傷
中指 ・・・排泄器官のトラブル
薬指 ・・・気管支系のトラブル、眼精疲労
小指 ・・・神経系のトラブル
爪の横線の治し方・改善法
①栄養をしっかりとる
まず第一に食事を見直しましょう。
爪を作るのはタンパク質というのは有名な話ですが、タンパク質ばかり取れば良いわけではありません。
朝昼晩しっかり三食食べて、規則正しい食生活にしましょう。
できるだけ意識してとってほしい栄養素は、ビタミン、タンパク質、鉄です。
②甘皮処理をしすぎない
女性はネイルをするために甘皮処理をしていると思います。
しかし甘皮処理をしすぎて爪母を痛めると、横線の入った爪が生えてきてしまいます。
甘皮処理は適度に行い、爪の周辺を傷つけないようにしましょう。
爪の縦線の原因
横線ではなく、縦線が入っている人はいませんか?
どちらかというとこちらの症状の方が多いと思います。
縦線の原因は主に2つあります。
①爪の乾燥
先ほど説明したように爪はタンパク質や油分で出来ています。
乾燥で爪の油分が減少すると、爪に縦線が入ったり、割れたりしてしまうのです。
肌の乾燥と同じイメージですね。
②加齢
肌と同じで爪も年をとるとさまざな症状が出てきます。
年をとると内臓の力も弱ってくるので、爪に十分な栄養がいかず、
縦線が入ってしまいます。
爪の縦線の治し方・改善法
①保湿クリームを塗る
どれくらい乾燥するかは人それぞれですが、
乾燥の季節や、洗い物をして手の油分が失われた時は必ず
ハンドクリームで保湿してあげましょう。
ハンドクリームとは別に爪専用のネイルオイルを利用しても良いかもしれません。
②マッサージをする
年を取っても美肌な人は必ず肌のマッサージをしていますよね?
それと同じで、指のマッサージをすることで爪も美しくなります。
お風呂上がりなどにマッサージしてあげると血流がよくなり、爪の活動が活発になります。
基本的なところですが、マッサージや正しい食事、睡眠などを継続していくのが一番効果的です。